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ひみ森のようちえん 始まりました!

お天気に恵まれまして

半年ほど前からメンバーでやりたいねと言って準備してきた森のようちえん。ついに始まりました。

主にフェイスブック上でしかご案内していなかったにもかかわらず、初回のこの日(3/27)、子ども19人、大人22人の方々が参加してくれました。

思いがけない通園ラッシュ?に駐車場誘導が間に合わず、最初は皆さんにご迷惑おかけしましたが、無事始めることができました。

森の入り口に皆さんがそろったところでいざ出発!

歩き始めたらいきなり大発見! 

誰かが置いていったのかだいぶ古くなっている木に椎茸がこんもり生えていました。

「とりたーい」。子どもたちの響く声。小さいものだけ残して、大きいものを頂きました。

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森までの道には、芽生えたばかりの草木や雪で倒れた杉の木などもあり、てくてく歩いては、くぐったり、キョロキョロしたり、時には笹をかき分けたり。

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そうして遊び場の森に到着しました。

はじまりの会でお互いに自己紹介。

氷見市内の方から富山市など市外の方、遠くは輪島からも参加してくださいました。

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自己紹介が終われば、すぐに自由時間。

みんな思い思いに森の中を駆け巡り始めます。

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1ヶ月前に生まれたばかりの子ヤギ2頭も今日はようちえんに来て、子ども達と一緒に森を楽しんでいました。

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そんなところへ林業のプロフェッショナルの方が木登りを始めたかと思いきや、シュルシュルとロープを3本の木にかけて、あっという間に2つのブランコを作ってしまいました。1つできるとさっそく座席は埋まってしまい、ブラブラ遊び始める子が出てきて、その後もブランコはずっと大活躍でした。さすがです。

お昼は、みんなで持ち寄った具材でお味噌汁。籾殻を燃料に味噌汁を炊きましたが、これがいい具合にいろんな具材が集まり、いい味を醸し出していました。

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かなり余るかなと思っていましたが、お替りする人も多く、完売とあいなりました。

面白そうなこと見つけた!

お昼の後も子どもたちは思い思いに遊びます。

雪のせいかほとんど倒れながらも生き続けている杉の木を見つけた子は、さっそくこれにチャレンジ。根元から先っぽまで行けるかな?

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そんなこんなしているうちに予定していた14時になり、一旦は時間通りに終了したものの、一部の遊び足りない子どもたちは、もうしばらくの間遊んでいたのでした。

こうした始まったひみ森のようちえん。

これからも月に1回程度のペースで続けていく予定です。

こんな取り組みが氷見の中でも広がり、子どもたちと森が友達のような関係になるといいなと思っています。

最後に、森のようちえんって何? と思った方へ

森のようちえんは、デンマークのある母親が自分の子どもを保育園に行く代わりに森に連れて行ったことから始まったと言われています。

その後、だんだんと定着して、デンマークやフィンランド、ドイツなどでは普通の幼稚園と同じように幼児の通園先の一つになっているそうです。

その特徴は、日中のほとんどを森で過ごすこと。雪でも少々の雨でもいつも森に行くそうです。

フィンランドでは小学生まで森に行く時間が、普通に学校生活の中にもあるそうで、そんなふうな子育て環境が氷見にもあったらいいなと思い、私たちは始めました。

ネットを検索するといろんなところでいろんな取組されているので、ぜひご覧ください。