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床はりワークショップレポート

2015年5月8日から10日まで3日間で行われた、古民家の床張りのワークショップのレポート
ロック、みやっちは2014年10月に氷見に移住しました。
ご縁があってステキな古民家に住むことができました。
ただ悩み事がでてきました。
それは「床がべこべこする」。
大工さんにみてもらったら、風の流れが悪く、湿気がたまっている場所の床が腐っていると・・・。オーノー。
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床下にもぐってみると床材はボロボロ、スカスカ・・・。

せっかくだから自分達の手で直したいけど、そんな技術もないし。どうしようかな・・。

と悩んでいるところに偶然、床張協会を知りました。
代表の伊藤さんが中心になり、古民家の床の張り替えをワークショップ形式で行う、素敵な協会です。

早速連絡をとり私の家で床張りワークショップが開催されることになりました。

当日は富山や東京から14名の方々が集まってくれました。

5月8日から10日の3っ日間で完成させます。

自己紹介もそこそこに早速床の解体からスタート

Beforeの床です。講師の大工さんが床をチェックしていたら落ちてしまった穴があります笑それくらい床が腐っていました。

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まずは解体。

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バールや電気のこぎりを使って解体。
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協力して腐った床材を運びだします。

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土台の石を並べます。

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土台の石は「束石」と言います。束石の上にのせるは「束」です。

束の設置を行います。昔は木で束を作っていましたが、今はシロアリ対策を(シロアリは木が大好き!)考えて銅製束という金属の束を使います。

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平行になっているかチェックしながら銅製束をつけて、大引(おおびき)という土台の木材を設置。
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束石、束、大引の設置完了です。

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大引の上の木材、根太(ねだ)を設置。

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根太まで完了しました。あとは根太の上に板を張ります。

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歪んでいる木材に悪戦苦闘しながら、トントン、カンカン釘で打ち込みます。
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そして完成!!見違えるほど美しくなりました!!

参加者の皆さんの力で綺麗に床が張れました。

先生の大工さんと伊藤さんの指導により参加者の皆さんがどんどん上達し予定よりも早く終わりました。

大工さん指導があれば素人でもできるんだなぁっと実感しました。

床張協会代表伊藤さんより、床張協会氷見支部に任命して頂いたのでこれから近隣で床張りに困っている人がいたら床張ワークショップをどんどん開いていきたいです!!