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野外で気軽に暖をとれるロケットストーブを作ろう!(前編)
\どうやってなまけものはロケットストーブを作ったか/

寒いのが嫌い!でも外で遊びたい!
野外で気軽に暖をとりたい!
寒いのが大嫌いです。
今年の4月に東京から移住してきてみんなから「氷見に移住して楽しい?」「うん、楽しい!」と自信満々に答えてきていたのですが、正直これからの季節は堂々と答えられる自信がありません。
私は寒いのが大嫌いです。(2回目)
わたしがこれまで暮らしてきた地域はほとんどが太平洋側でしたので、冬の楽しみといえば、スノボとかではなく、”冬晴れの日、南向きの部屋の窓際に毛布を持ってひたすら眠る”という、まるでけものみたいな時間のすごし方。またカラッと晴れた風の少ない日に買い食いしながらのお散歩なども大好きでした。なので、これから迎える北陸のどんよりとした晴れの少ないといわれる冬をどう過ごすか(乗り切るか)はわたしにとっては死活問題といっても過言ではありません。
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イメージ (写真は最近見つけたナイスな氷見のお昼寝スポット)
ただいくら嘆いたっておそらく冬は来るし、天気も悪くなるでしょう。なので寒いのが少しでも好きになろうと考えました。また部屋に籠もっているとそれこそ鬱になってしまいそうなので、外で楽しめる遊びをしようと思いました。
それが、ここ数年人気の「ロケットストーブ」です。
ロケットストーブとはなにか
ロケットストーブとは、薪や枝などを燃料にして燃える燃料効率のよいストーブのことです。ロケットストーブは買ってくるというより、一斗缶などを手に入れてきて自作されている方がとても多いようです。
どんな流れで作っているかはこちらも参考に。
とにかく寒さを回避したい。ただ焚き火はちょっと怖いし、炭火で暖をとるには心もとない。
もちろん石油や電気ストーブなんてコスパ高いし…(ここまで考えるなら外に出るなって感じ)
「その辺の枝を燃やすだけで暖まるなんていいなー!」
ロケットストーブは数年前から存在は知っていましたが、東京に暮らしていたときはこんなの持ち歩けないしマンション暮らしだったのであきらめていました。
いなかに引越してきた今、これを作らない手はありません!やったー
ただ、わたしは非常に腰の重い人間です。これはなまけもの並みです。
コストがかからないとはいえ、一斗缶を手に入れて穴を開けて…というのはちょっとハードルが高い。
そこでなまけもの(わたし)がどうやってロケットストーブを作ったか。
精神面と技術面で作り方を書きたいと思います。
ロケットストーブの作り方
<精神編>
先述したとおり、ロケットストーブを作るのはわたしにとってはハードルが高い。そこで障壁となっている要因を考え、打ち手を考えました。
〔障壁〕
・ 材料が手に入りにくい (一斗缶ってどこにある?
・ 作る場所がない (現在マンションぐらしなので庭がない)
・ 道具もない (これが初のDIYです)
・ 作り方もよくわからない (ただのめんどくさがり)
・ 上記状況を打破するやる気がない (おい!)
〔打ち手〕
まずは、
・ 状況を打破するやる気がない
なまけものの極みですね。 これはまず「作りたい」って言ってくれそうな友達を探しました。
「ピクニックすき」なお友達に、「こんなんあったらあったかいし、お湯も沸かせるし!」と誘いました。「一緒に作って冬ピクニックを楽しもう!」となって、もう作りたくて仕方なくなりました。ロケットストーブお披露目ピクニックの約束までできて、解決!
・ 材料が手に入りにくい 
これは、Facebookで「寒くて鬱になりそう!ロケットストーブを作るから誰か一斗缶を譲ってください」とお願いしました。 
すると、さすがひとにやさしい氷見!すぐ漆塗会社の方が「好きなだけ持っていってくれ」とコメントをくださいました!本当に感謝です!
・ 作る場所がない/道具もない/作り方もよくわからない
作り方はネットにたくさんのっているのですが、自分が作れるのかどうも自信がありませんでした。またそこそこ広いスペースが必要で道具なども揃えようと思うと大変そう。
誰か…あ、いた…!得意そうな人サントスさん。
広い庭兼作業場を持つサントスさんのご自宅にお伺いし、ロケットストーブを作らせてもらえることになりました。わたしは本当にラッキーです。
(きっとみなさまのまわりにも、DIY好きのお兄さん・おじちゃんがいるはず!)
さてさて、これでもう作りたくてたまらなくなってしまったロケットストーブをつくりたい”けもの”になりました。
次回は、本当の(?)作りかた、実際にロケットストーブを作ったようすをレポートします。(ささくら)