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氷見の里山の豊かな食のお話し その

氷見の里山を歩くと食べられる野草、山菜が目につきます。

僕は近所の方から食べられる野草、山菜を教えてもらって、

家の周りを歩いても「あっこれ○○!」と言うように見る目が変わってきました。

畑や田んぼだけじゃない。里山を歩けば食べ物が沢山。

あるひ近所の方が

「くさぎ沢山生えていて、収穫しやすい場所あったよ!!」

と教えてくれました。

「ほんとけ!!ありがとう!!」

くさぎは氷見の里山でお祭り、お寺の報恩講などの行事に登場する、

「おもてなし」のごはん。私が氷見に来て一番美味い!!と思ったごはんです。

早速収穫に出発です

現場に到着して山道をちょっと登ります。

うわ~~凄い沢山!!テンションあがりまくり。

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新芽を摘んでいきます。

くさぎは漢字で書くと「臭木」。漢字のごとく独特な匂いがします。

近所の人は臭い!!と言いますが、僕はわりと好きな匂いです。

新芽を取りながらふと景色を眺めると。

最高です。氷見に来てよかったな~と。

沢山収穫できました。

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食べるまでの長い道のり

沢山収穫したらすぐ食べよう!!って訳にはいきません。

食べるまでには長い道のりがあります。

ますはしっかりゆでます。葉っぱが柔らかくなるまでが目安です。

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次は干します。

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3日ほど干すと、ぱりぱりになります。

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これで先何年先でも食べられます。

食べるとき乾燥したくさぎを一度ゆでて、一晩水にさらします。

さらしたくさぎを細かく切って油をひいたフライパンで唐辛子と炒めて、

に味噌も加えて炊きます。大豆をつぶした「打ち豆」もいれて完成です。

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左にあるのがくさぎの煮物です。

手間がかかりますが、心にしみる美味しさ「くさぎ」、

里山ならではの料理です。

こんなお料理もお伝えできるワークショップもやっております。
ご興味がある方はこちらにお申し込みください。